作品情報

INTRODUCTION

世界で一番古い歴史と独自の伝統文化を持っている国、日本。しかし、戦後GHQによって本当の歴史を教えられなくなってしまった。作為的に捻じ曲げられてしまった私たちの歴史教育に危機感を感じ、国の存続さえ危ぶまれる。国があるのは当たり前ではない。そこに気づてほしい。そんな日本が学ばなければいけない国がある。それはユダヤ、イスラエル。一度滅び、約2,000年後に復活した唯一の奇跡の国である。この国から学ぶべきところはあまりにも多すぎる。

建国以来「和」を大切にし、調和・協調しながら長く続いてきた我が国・日本が、そこからヤマト人としての威厳や自覚を取り戻せば、この時代に世界のお手本として役割を果たせるのでは?
まさに、そのような想いをもって講演を続けられている赤塚高仁(作家・講演家)氏にスポットを当て、彼の師匠であった糸川英夫先生の晩年の想い「ヤマトとユダヤが繋がって世界は平和に導かれる」といったテーマを熟考し、とにかく今の日本人に目覚めてもらいたい。また、現在世間を騒がせているイスラエルの実情も知って頂きたい。ユダヤ人は決して争いを好む民族ではないことを…

CAST & STAFF

出演 / 赤塚高仁

          加瀬英明 Oni Amiel Danielle Mor

          武田数宏 出路雅明 工藤孝史

          益永早苗 込山哲也 河野千尋

          井上敦世

企画・構成 / 宮川 豊和

撮影 / 宮川 豊和・石田 平和

編集 / 宮川 豊和

音楽 / 新田 誠

ナレーション / 岩田 静治

協力 / 株式会社ホーリーランド ツーリストセンター

          アミエル・ツアーズ株式会社

   じねんや糸川

           THE JEWISH AGENCY FOR ISRAEL

           株式会社 行動科学研究所

           ヤマトユダヤ友好協会

           株式会社 高仁

制作/ tears

監督 / 宮川 豊和

<121分>

STORY

歴史家アーノルド・トゥインビーの「自国の神話や民族の歴史を学ばなくなった民族は100年以内に例外なく滅びている」という有名な言葉があるが、大東亜戦争後、GHQの戦略によって自国の歴史や神話だけではなく、伝統や文化、教養までも失くしてしまった我が国、日本の危機的状況をまずは知っていただく。そして「国があるのは当たり前ではない」ということをユダヤから学ぶ。師匠・糸川英夫の願いを引き継ぎ、そのような講演活動をされている赤塚高仁氏のここ2、3年で行ってきた講義の映像を中心に、彼に共感して集まった「高仁園」のメンバーを追ったドキュメンター映像。赤塚氏をバックアップする周囲の方たちのインタビューや、その仲間たちのツアーを追う。「高仁園」の3年間のツアーから最終年度のイスラエルツアーを中心に様々な出来事を収録。


赤塚高仁...

大手ゼネコンで営業を務めた後、父が興した建設会社を引き継ぎながら、全国で講演を始める。「民族の歴史を失った民族は、必ず滅びる」という格言や、荒野に挑むユダヤ民族との交流を通して、祖国日本を洞察。ヤマト人の歴史を取り戻すべく「やまとこころのキャンドルサービス」と銘打って講演会を全国各地で開催している。また、ユダヤ人の人生の成功のエッセンスである「聖書」に学び、現地を旅し、足の裏で読み解き、人類の知恵の書として伝える「聖書塾」を全国で開催している。そして2019年には、還暦を迎えた際に講演家・作家としての活動に専念することを決意し、30年間愛される経営を続けた社長業を引退した。

そんな赤塚に、多大なる影響を及ぼした男がいた。赤塚の師匠「糸川英夫」である。イスラエルへ赤塚を導いたのも、糸川である。日本人ならほとんどの人が、「危ない・怖い」といったイメージを持つこの国に、29歳の時に初めて連れてこられ、現地で衝撃を受けて以来、イスラエルを30年以上かけて40回近くも訪れ、1,000人もの人々をイスラエルへ導いている。自国の存続が危ういと言われる日本人が、「一度滅び、2000年後に復活を遂げた唯一の奇跡の国」から学ぶことは多いと言う。


糸川英夫...

東京帝国大学工学部航空学科を卒業後、当時の日本屈指の航空機メーカーである中島飛行機に入社し、一人乗りの軽戦闘機としては世界最高傑作と言われた「九七式」を完成させ、彼の名は一躍有名になる。しかし、戦後日本は、GHQによって飛行機の研究を禁止されることになり、糸川は大好きだった飛行機の設計を取り上げられ、生きる価値を失くし、自殺まで考えたという。しかしその後は、ペンシルロケットに始まるロケット開発や、我が国の宇宙開発をリードし、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれるようになる。その血脈は、JAXA宇宙科学研究所へと受け継がれ、2003年、日本の小惑星探査機「はやぶさ」の目的地である小惑星「1998SF36」が糸川英夫にちなんで「イトカワ」と命名される。そう、間違いなく日本の宇宙科学の扉は、糸川英夫が押し開けたものでなのである。

宇宙開発の前線を去ってからは「日本を人類の救世主たらしめるにはどうしたらいいのか」と言う想いが頭をめぐるようになった。その想いを強く刺激したのが、イスラエルのベン・グリオン大学であった。砂漠に支配されるのか、砂漠を支配するのか、「砂漠を天国に」の開拓精神でできたのが、ベン・グリオン大学であった。彼の開拓者魂が震え、「日本とイスラエルを結びつけることが、世界を幸せにする」と信じ、自費で日本とイスラエルの研究機関を結ぶ協会を立ち上げていく。このように晩年は、日本とイスラエルの架け橋として人生の全てを費やしてきた。


人は、その国に生まれたからその国の人間として生きるのではありません。民族とは、歴史、すなわち神話を共有する仲間のことなのです。民族としてのアイデンティティとは、民族の歴史を学び、そこから生まれてくるものなのです。作為的に捻じ曲げられてしまった日本の歴史。正しいヤマト人になるために、占領下で大きく曲げられてしまった歴史の真実を知り、今こそこれを受け継がなくてはなりません。歴史が私たちを問い詰めています。世界唯一の天からつながる大君を中心に仰ぐ君主国家である日本がダメになったら、世界もダメになってしまうような気がしてなりません…

「ヤマトとユダヤが繋がって世界は平安に導かれる」糸川英夫の壮大な想いを引き継いだ赤塚高仁。そして、彼に共感して集まった我々の旅は、まだまだ続く…

どうかこの世界が平安に導かれますように…

TRAILER 予告篇

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